放射線治療の期間:放射線治療ってどれぐらい通わないといけないの?

2019年3月27日

今回からは放射線治療の期間についてです。

 

これは一般的にはあまり知られていない(他科の先生でも知らない場合がある)ことですが、多くの放射線治療は時間がかかります。

ここでは、実際の放射線治療を受ける場合に、どれぐらいの期間がかかるのかを説明していこうと思います。

 

期間については病気や治療を受ける施設、治療の方法によって様々です。

自分がどのような治療を受けるのかを把握しておく必要があります。

また、病気によっては、ライフスタイルにあわせて治療期間を相談する場合もあります。

 

まず、基本として通常の放射線治療は1日1回です(病気によっては1日2回以上治療する場合もあります:小細胞肺癌など)。

この治療を土曜・日曜・祝日を除く毎日行うことによって、治療をすすめていきます(これも施設によっては土曜日も治療をしているところがありますが、日本では一般的ではないです)。

なので、祝日の無い1週間であれば5回の治療があることになります。この1週間5回の治療を、決められた回数まで休みなく続けていくことになります。

 

治療の期間中は休みを入れないというのは重要で、一般的には治療期間がのびれば治療の効果が徐々に弱まっていくといわれています。イメージですが、1日治療期間がのびれば、治療効果が1%弱くなるような感じです。

治療の時期によっては、どうしても祝日などが重なる場合があります。具体的には、年末年始やゴールデンウィーク、シルバーウィークなどです。通常、祝日はお休みですが長期連休となる場合には休み中にも治療をおこなって対応している場合もありますので、施設に確認しましょう。

また、治療の間には、治療に伴って体調が悪くなったり、風邪をひいたりする場合もあります。その時には、自己判断で放射線治療をお休みせずに必ず施設に確認して、休むべきなのか治療を受けるべきなのか相談してください。

 

治療を受ける時間帯は、施設によって相談する形になりますが、基本的にはライフスタイルにあわせて決めていくことが多いです。

たとえば、午前の早い時間帯に治療をうけて、その後仕事に出たり、午後のほうが時間的に余裕のある場合は午後から治療をしたりなどです。

治療の内容によっては、放射線治療の前に食事制限があったり、排尿を我慢しないといけなかったりする場合があるので確認が必要です。

治療の時間帯は基本的には毎回同じ時間帯になりますが、例えばその日に特別な予定があるなどの場合には個別に相談しましょう。

 

次からはそれぞれの疾患にあわせて、具体的にどれぐらいの期間がかかるのかを書いていこうと思います。

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