局所進行食道癌に対する陽子線照射とX線照射の治療成績の比較
まとめ 局所進行食道癌に対する陽子線照射とX線照射の治療成績の比較で、3年時点での局所制御に有意な差はなく、QOLについても差が見られなかった。 ...
高リスク前立腺癌における通常照射と寡分割照射の24か月後の副作用の比較
まとめ 高リスク前立腺癌の放射線治療において、通常分割照射と寡分割照射の副作用の比較では、長期的には両群で副作用の程度に有意な差は見られなかった。 ...
肛門癌に対する根治的化学放射線療法後の副作用について
まとめ 肛門癌に対する根治的化学放射線療法においては副作用が長期に持続する傾向があるため、IMRTを用いるなど、治療中・治療後での副作用低減の取り組みが重要であ ...
非小細胞肺癌で初期治療で治癒しなかった場合の次の手は?
まとめ 非小細胞肺癌(NSCLC)に対する化学放射線療法(CRT)後の再発に対して、定位照射(SBRT)を用いることで優れた局所制御が得られるが、重篤な副作用の ...
2023年の抱負
新年あけましておめでとうございます。 昨年もお世話になりました。 昨年は5月ごろから投稿を継続的にする形式に変えて12月まで続けることができました。 継続的に記 ...
放射線治療領域で2021年中において注目度の高かった論文
解説 2021年中で注目度の高かった論文を紹介する投稿である。 これはIJROBP(通称Red journal)という放射線治療領域で最も権威の ...
縦隔病変に対する高線量放射線照射
まとめ 縦隔病変に対して35Gy5回照射程度の照射であれば、中程度の副作用で十分な治療効果が期待できる。 解説 最近の放射線治療においては、定位 ...
肺癌の定位照射では最大線量が高いほど治療成績が向上する
まとめ 末梢型の非小細胞肺癌における体幹部定位照射(SBRT)では照射野内の最大線量が高いほうが、局所制御や生存率が改善する。いっぽうで最大線量が高くても副作用 ...
直腸スペーサーを用いることで前立腺に大線量を投与することが可能
まとめ 直腸スペーサーを用いることで、前立腺に大線量を安全に照射することが可能になる。 解説 前立腺癌に対してIMRT(強度変調放射線治療)を用 ...
脳転移リスクの高い非小細胞肺癌患者に対する予防的全脳照射において有意なQOLや認知機能低下は認めなかった
まとめ 脳転移リスクの高い非小細胞肺癌患者に対する予防的全脳照射において、有意なQOLや認知機能低下は認めなかった。 解説 以前の記事でも触れた ...