放射線治療の開始時期:治療は受診後すぐにはじまるのか?

2019年3月27日

これは施設によってもさまざまですが、一般的に放射線治療は受診してすぐに治療が始まるわけではありません。

治療を始める前には準備が必要になります。

多くの場合で必要となる準備が、実際の治療を受ける姿勢で撮影するCT検査です。

ほとんどの方は、放射線治療を受ける前に何度もCT検査を受けているかと思いますが、たとえ直前にCT検査を受けていたとしても、改めて治療用のCTをとる必要があります。

この準備のCTは重要で、その後の治療では、このCTと同じ姿勢でずっと治療を受けていくことになります。

なので、もしこのCTの検査の際に体制的に無理をしてしまうと、その後の治療でずっとしんどいまま受けることになるため、なにか違和感があれば必ず撮影の際に伝えてください。

このCTが終わると、その結果をもとに、放射線治療の計画を立てていきます。

そして、計画が終わると、その治療が実際に可能かどうかを、治療の機械上で確認します。

 

これらの過程が終わるとようやく治療を始められます。

なので、だいたいCT撮影がおわって治療がはじまるまで、多くの施設では3日~1週間程度かかることになります。

複雑な治療になれば、より時間がかかっていくため、場合によっては2週間以上かかる場合もあります。

最初に受診して、すぐにCT検査を受ける場合もあれば、予約になる場合もあるため、これも治療開始まで時間がかかる要因となります。

 

以上を総合すると、一般的に放射線治療科を受診して、治療がはじまるまでの期間の目安としては2週間後~1か月程度となることが多いと思います。

特殊な治療の場合はこれよりも時間がかかったり、あるいは初めから治療開始の日が決まっていたりする場合もあります。

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