医師の役割は年齢とともに変化していく

2017年4月1日

医師の役割に関する論文に、医師の役割の変化について書かれており、興味深かったので書いてみる。

 

student

early career

mid career

leader

mentor

steward

 

以上のように変化していくらしい。
もちろん人によって、どの時点で次の段階に進むのかはそれぞれであろう。
leaderは所属部署の部長のようなイメージであろうか。
とするとmid career指導医ぐらいのレベルという感じか。
mentorをどのあたりにするのかは難しいが、病院の定年を迎えて、部長を退職するぐらいだろうか。
stewardの解釈はさらに難しいが、イメージ的には学会の重鎮の先生方のような感じかもしれないが、そうするとleaderやmentorとかぶるような気もする。

 

いずれにしても医師のcareerにはまだまだ先があるのだなぁ、という感じだ。
どのような職種でもそうだが、立場が変わったからといって、その立場の振舞い方や心構えを教えてくれるような場面は殆ど無い。
基本的には自分で勉強して、習得していくものなのだろう。

 

日々、臨床をこなしていると、時として自分の立場を忘れがちではあるが、時には立ち止まって、自分の能力や心構えが、現在の立場にふさわしいのかどうかを振り返ってみるのも必要であろう。

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